塩茹ザリガニが楽しめるフェア、スウェーデンの夏の風物詩を日本でも。

2015/07/28 14:46 Written by Narinari.com編集部

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東京・青山の現代北欧料理レストラン「アクアヴィット」では8月15日から、スウェーデンの夏の風物詩“ザリガニ・パーティー”が楽しめる「ザリガニ・フェア」を開催する。帰還は8月31日まで、1日20食限定、料金は1人5,000円(税・サービス料別)、要予約。

スウェーデンでは毎年8月初めにザリガニ漁が解禁となり、多くの人が9月末にかけて仲間達と集まってはKRAFTSKIVA(クレフトフィーヴァ)と呼ばれる“ザリガニ・パーティー”を開き、待ちわびてきた短い夏を満喫する。

そこでこのたび、スウェーデンをルーツとする現代北欧料理レストラン「アクアヴィット」では「ザリガニ・フェア」を開催。塩茹でのザリガニのほか、サーモンやニシンのマリネ、シュリンプサラダ、サーモンサンドイッチ、パスタ、メイン料理などの北欧の味覚を、北欧の蒸留酒アクアヴィットやワイン、ビール、カクテルなどの飲み放題と共に楽しめるプランを用意した。


☆北欧のザリガニ・パーティー

北欧では16世紀頃からザリガニを食す習慣があったと言われ、当時は国中どの湖や川でもザリガニが捕れ、一年を通して食べる事ができた。中でもスウェーデン中部で捕れるザリガニは、黒い金“黒金”と呼ばれるほどの高級食材とされ、国外の高級レストランに輸出されていたほど。当時は王族だけの高級な食べ物だったが、20世紀になると国民の間にも広がった。その後、乱獲を防ぐ為に、8月8日の解禁から約2か月間漁ができることとされ、国民は昔の慣習に従い、この時期出回るその年のザリガニに舌鼓を打っている。

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