肛門に“種”が詰まりイタタッ、誤飲から数日後に座れないほどの激痛。

2015/07/16 20:42 Written by Narinari.com編集部

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お菓子や料理の材料などに用いられるナツメは、中国では大変身近な食べ物のひとつだが、先日、ナツメを食べたことで緊急事態に陥ってしまった男性がいる。誤って飲み込んだナツメの種が、あろうことか肛門に詰まってしまったのだ。

中国メディア温州都市報などによると、この一件は浙江省温州市で暮らす50代の男性が遭遇した悲劇。

先日、男性はおかゆを食べていたときに、中に入っていたナツメを誤って飲み込んでしまった。しばらくは何ともなかったものの、数日経ったころから肛門が痛みだし、徐々に激化。座ることさえままならず、大便にも支障を来すようになってしまったことから、医者にかかることにしたという。

男性は当初、痛みの原因は「痔のせい」と考えていたそうだが、病院で診察したところ、肛門に異物が詰まっていることが発覚。異物は横長で、両端はすでに肛門の肉に刺さっており、それが痛みの原因であることも明らかになった。

異物を直接手で取り出すとなると、出血して激しい痛みを伴う恐れがあったため、医師はひとまず男性に麻酔をかけ肛門を緩ませることに。そして器具を用いて肛門を拡張し、ピンセットで異物を摘出することにした。

こうして取り除かれた異物だが、それは2センチ程度の大きさの赤いナツメの種。両端は鋭く尖っており、こうして肛門まで無事にたどり着いたことは不幸中の幸いで、医師によれば、仮に喉に詰まったりしていれば化膿を引き起こし、それが食道の上部分であれば最悪心臓にも影響を及ぼし、一大事になりかねなかったとのことだ。

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