舞台セットで充電試みる男現る、上演中にステージに上がり劇場騒然。

2015/07/09 20:51 Written by Narinari.com編集部

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映画館や劇場の上映前、ケータイの電源を切るよう促されるようになって久しいが、「充電をするのはおやめください」という注意をされる日も近いかもしれない。劇場街として知られる米ブロードウェイ、トニー賞にもノミネートされた名作「ハンド・トゥ・ゴッド」の舞台で起きた出来事が話題を呼んでいる。

観劇中にケータイを取り出したある男性。充電が切れてしまったことに不安を感じたのか、信じられない暴挙に出る。ステージ上に設置されている背景の壁にコンセントがあるのを見つけた彼は、突然舞台へと上り、充電しようとしたのだ。

しかしそれは舞台装置。充電など出来るわけもなく、彼は恥の上塗りを重ねることに。しかもこの客の乱入によってステージの音楽はストップ、5分間の中断を余儀なくされてしまった。

こうした暴挙に多くの人が反応。「ここまで観客の質は落ちたのか」「馬鹿の中でも迷惑を掛けるタイプの馬鹿は外に出てやってくれ」など厳しい意見が相次いでいる。

一方で演者たちは、この件で一躍有名になった“本物と見間違えるほどの出来のコンセント”と一緒に自撮りをしたり、セットを作ったベオウルフ・ボリットは「今度は舞台にトイレを置いておくよ」と洒落たコメントを残すなど、トラブルも気にせず今日も舞台は続けられている。

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