故エイミー・ワインハウスの未発表デモ曲が、ユニバーサル・ミュージックのCEOによって処分されていたことが発覚した。

ユニバーサル・ミュージック・UKのデヴィッド・ジョセフCEOが、さらなるエイミーの遺作アルバム発表を防ぐために、未発表曲の音源を全て処分したとビルボード誌に明かしている。
「モラルの問題だったんだよ」
「軸やボーカル部分だけを取るなんてことは、僕の管理下では絶対に起こりえないことだからね。(すべてを削除したことで)もう他の人の下でもあり得なくなったわけさ」
エイミーの死後には、死の直前までにレコーディングされていた未発表曲やデモを収録した「ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ」が2011年にリリースされている。
ジョセフCEOは先日公開されたドキュメンタリー作「エイミー」でも製作総指揮として参加しているが、そのPR期間中に、なぜエイミーが母国イギリスほどアメリカでの成功を得られなかったと考えているかについてこう語っていた。
「酔っぱらってだらしないというイメージ以外を人々にアピールできるほど、アメリカで十分な時間を費やしたことがなかったからね」
「一部には『薬物中毒の人の映画を作ってるの?』なんて言われたこともあったよ。彼女が自身で作詞していたことさえも知らなかったりするんだ」