間違えて1か月早く受刑者釈放、一度出た娑婆から連れ戻される。

2015/07/02 19:19 Written by Narinari.com編集部

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裁判で懲役刑や禁固刑が言い渡されると、犯罪者は刑務所に入れられることになるが、言うまでもなくその期間はまちまちだ。中国ではこのたび、裁判所が受刑者の刑期を間違えるという“ミス”を犯し、一度出所した受刑者を再び拘束する出来事があった。

中国メディア現代快報などによると、トウ小天(仮名・22歳)は昨年麻薬絡みの罪を犯し、半年ほど前に6か月間の懲役刑を言い渡されたそう。

その後、トウは看守所に入れられ、普通に刑期を勤めてきたのだが、今年5月、おかしな出来事が発生する。と言うのも、トウの懲役期間は2014年12月26日から2015年6月25日までと定められていたにも関わらず、それよりも1か月早い5月25日に出所できることになったからだ。

しかし後々になって、これが裁判所のミスであることが発覚。そして一度出所したトウは数日後再び警察に身柄を拘束され、また刑務所に連れ戻されることになった。

このミスを地元メディアから追及された裁判所と警察は、現在のところだんまり。そのため、現時点ではまだ詳細も明らかにされていないようだが、「晴れて出所」と大変喜んだであろうトウの気持ちを考えれば、ありえない“手違い”だったのは確かだろう。

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