女性襲うも顔気に入らず中断、さらに「通報しないで」と被害者に懇願。

2015/07/01 18:16 Written by Narinari.com編集部

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中国で先日、ある男が女性を背後から襲うも、「顔がタイプじゃない」との理由で途中でやめたという出来事が報じられた。挙げ句にこの男、実際に“行為”に及ばなかったことを理由に「通報しないでくれ」と被害者に懇願していたという。

中国メディア安徽衛視によると、この事件は全国大学統一入試を終えた王が、北京で働く母親に会いに行ったときのことだ。王の母親は当時、“地下室”と呼ばれる、地下にある格安の部屋で生活していたが、王はそこで“後ろ姿”が妙に惹かれる隣人女性を目撃する。その日の夜、王はこの女性のことを考えると眠れなくなるほど興奮してしまい、よからぬことを考えるようになった。

地下室で暮らす人々はカギをかけずに暮らす習慣があったことから、王は女性宅へ忍び寄り、試しにドアが開いていないかどうかを確認。すると予想通りカギはかかっておらず、王はいったん自室に戻り、包丁とモップを携えて再び女性宅へ向かった。

王の犯行プランはモップで女性を殴り、気絶させた後に行為に及ぶというもの。ただ、実際ではそのプラン通りには進まず(※女性は一瞬気を失ったもののすぐに目を覚ました)、結局、包丁で女性を脅して黙らせることにしたのだという。

しかし、そのとき女性の顔を間近で見た王は「想像と違う」「タイプじゃない」と感じ、そこで犯行を断念。しかも、怯えている女性に向かって「通報しないでください」などと図々しく懇願した。女性はここでヘタに王を逆撫ですれば身に危険が及びかねない感じ、ひとまずその願いを受け入れるそぶりを見せ、王が立ち去った後に通報することにしたという。そして王はそのまま逮捕されたそうだ。

王は実際に強姦はしていないものの、女性に対して暴力を振るった事実に変わりなく、また、女性の心身をひどく傷つけたため、刑事責任は追求されるべきとして今後裁判が行われる予定だ。


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