サントリービールは6月23日、新ビールブランド「サントリー ザ・モルツ」を立ち上げ、9月8日より発売すると発表した。これに伴い、1986年より販売してきた「モルツ」は終了となる。

「ザ・モルツ」は、「なんとなく」「とりあえず」ビールを飲むことから、ビールが持つ味わいを楽しむことに変化してきているという背景の中で、さまざまな味わいを複層的に感じられる“UMAMI”がビールに求められていると捉え、新たなビールの魅力を提案する“NEWスタンダードビール”を開発。「サントリー ザ・モルツ」を投入することで、ビール市場の活性化を目指していく。

その中味は、これまで「ザ・プレミアム・モルツ」や「〜同〜 マスターズドリーム」を通して培ってきた製法やノウハウを活かし、苦味・コクとほのかな甘みを感じる、複層的で飲み飽きない味わいを実現。原材料には、チェコやその周辺国で収穫・製麦された、上質で深いコクが特長の希少な“ダイヤモンド麦芽”を一部使用している。

パッケージは、上質感・本格感を表す銅色を基調に。また、1本の麦をシンプルにデザインすることで素材へのこだわりを表現している。缶中央には黒帯に商品名「ザ・モルツ」を大きく表記し、缶下部には商品の特長を表現した“UMAMI”の文字を配した。