ジンベエザメサーフィンで炎上、「野生動物の虐待」と非難の声が殺到。

2015/06/23 11:14 Written by Narinari.com編集部

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世界最大の魚であるジンベエザメ。その性格はいたって大人しく、ダイバーたちは出会えただけでも幸運な状況だと考えるほどだ。だが、そのような恵まれた経験をしたにもかかわらず、その巨体をサーフボードとして扱った人々が非難され、炎上している。

ベネズエラで撮影されたと目される海上。冒頭2人の男性がジンベエザメの上に乗り、ロープで曳航される形でサーフィンを楽しもうとしている様子から始まる。すると、成人男性2人の重量は支えきれなかったのか、ジンベエザメは沈み込み、男性たちは一度はボートへと戻ろうとするも…。

1人の男性は再び背中に乗ろうとし、目的を達成してしまう。サーフィンをしようとした男性だけでなく、撮影した人や周りも全く悪びれる様子はないようだ。

こうした映像がSNSなどで拡散されると、英紙エクスプレスなど多くの媒体で「野生動物の虐待」として取り上げられることになった。

英国の動物福祉団体は、絶滅の危険性が高い危急種でもあるジンベエザメへの暴挙にいたく憤慨。「ホオジロザメを見つけても彼らは同じことをするだろうか」と皮肉めいたコメントを寄せる。また米国の水族館員は「こうしたサメにも鯨などと同じように嫌がらせをした人たちに法的な処分がなされるべきだと思います」と語った。

こうした報道の中、ネットでは「いじめられているのに近づいてくるジンベエザメが哀れだ」「野生動物をいたずらに傷つけるべきではないんだ。ろくでなし」「もし私だったらかみ切ってやるのに。ジンベエザメは優しすぎる」と怒りとジンベエザメを憐れむコメントが寄せられている。

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