台湾フードたっぷりのフェス、ライチの種飛ばし大会に参加してきた。

2015/06/22 19:00 Written by Narinari.com編集部

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日本と台湾の食文化をテーマとした交流イベント「日台食文化交流2015」が6月20日、21日の2日間、東京・上野の上野恩賜公園噴水広場で開催された。台湾大好きなナリナリドットコム取材班も訪れてみた。

梅雨時期ということもあり、小雨がちらつくなかでの開催。しかし、たくさんの人が休日を台湾旅行気分で楽しもうと、会場に足を運んでいた。

台湾と言えば、人気はナイトマーケットで道の両脇に並ぶ屋台の数々。このイベントも、麺類や、丼物、スナックやデザートなど、現地でも人気の屋台料理が屋台ブースとして集結し、どの屋台も常に長い列が作られていた。

今回最も長い列が出来ていたのが、「牛肉麺(ニューロウメン)」。牛肉を醤油と台湾の調味料八角で煮込んだスープに平たくて少し太めの麺は、秋田の稲庭うどんのようで、つるつるとあっという間に食べてしまう。

二番人気の台湾「台湾麺線」は、大きな鍋から一杯ずつ麺線を取り分ける屋台スタイル。そうめんをもっと細くした麺をとろみのある鰹だしのスープで煮込んである。味も食感も優しく、日本人が好きな味だ。

「魯肉飯」「揚げパン」など、日本で人気の台湾料理と軽めの台湾ビールを流し込むとまた次の台湾料理を食べたくなる。

本場台湾でもそうだが、屋台料理は量が軽めなので、あっちもこっちもと、多種多様の食べ物を店毎に楽しめる。これも台湾が日本の食いしん坊に好かれるひとつなのではないだろうか。

展示、体験コーナーでは、台湾の駅弁と台湾鉄道の展示や、台湾スイーツ「愛玉子(オーギョーチー)」を作るブースや、台湾のグッズ、お茶などが並ぶ。「一家に1台、必ずある」と言われている、“炊く、蒸す、煮込む、温める”が出来る万能炊飯器も販売されており。キャラクターの可愛さから手に取る人が多かった。

そして、「日台食文化交流」イベントの最大の目玉(?)、台湾ライチ種飛ばし大会にもチャレンジしてきた。

台湾産のライチを美味しく頂き、残った種を勢いよく飛ばして、遠くまで飛ばした人が優勝するルール。優勝者には台湾産のライチや、台湾の往復航空券が贈られる。大会には、メンズ、レディース、ジュニアの部が別々に設けられており、のべ940人ほどがエントリーする人気の大会だ。

この日はすでに完売してしまった台湾産のライチをここで獲得すべく、勢いよく種を飛ばしてきたが、結果は8.4メートル、総合順位で405位と無念の結果に。優勝者は、取材班の倍以上の17.8メートルも飛ばしていた。

ライチを勝ち取ることは出来なかったが、台湾を感じることが出来た楽しい時間となった。

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