「カップヌードル」初のパスタ、本場は認めずも気にせず発売強行。

2015/06/22 11:38 Written by Narinari.com編集部

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日清食品は、6月29日より発売するカップヌードルブランド初のパスタ「カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ」「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」のプロモーションの一環として、22日より、同商品発売前にイタリアで行った事前検証CMを特設サイト内で公開した(//www.cupnoodle.jp/pastastyle/)。

「カップヌードル パスタスタイル」は、湯切りして食べる新しいスタイルの縦型カップパスタ。新開発の太くて丸い麺は、表面のもっちりとした食感とプリッとした歯切れの良さを楽しめる。メニューは、アサリのうまみとオリーブオイル、ガーリックの風味が特徴の「ボンゴレ」と、トマトをベースに香味野菜とハーブで特徴付けしたコク深い味わいの「ボロネーゼ」の2品だ。

今回の事前検証CM(//www.youtube.com/watch?v=fpc6t__qNyA&)は、検証用に開発されたパスタ判定キャラクター「パスタ=ジャッジ氏」が、「カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ」「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」を持って、イタリアはパスタ発祥の地“グラニャーノ”を訪問、157人のパスタ通を相手に、パスタとして認められるか? 認められないか? 実際に試食してもらいながらインタビュー調査した結果を実録した、前代未聞のストーリーとなっている。

パスタ判定キャラクター「パスタ=ジャッジ氏」は、本キャンペーンのために日清食品が満を持して開発した判定人間。今回のCMのために日清の威信を背負って、パスタかパスタでないのか?を質問し続ける。パスタと認めてもらえると踊りだし、認めてもらえないとショックのあまり爆発するなどのユニークなリアクションを備えており、現地イタリア人にインタビューしながら、彼・彼女らの食後の反応に喜怒哀楽を繰り広げていく。

パスタ=ジャッジ氏のリアクション、パスタ発祥の地のイタリア人のリアルな反応、そして衝撃の判定結果とは――。なお、「パスタの本場でお墨付きを得る」ことを期待していた今回の企画だが、アンケート調査の結果は「パスタと認める」は14%、「認めない」が86%と、全然認めてもらえなかった。

そして、事の一部始終を聞いた担当者たちは、まさかの結末に唖然…。しかし「もうパスタじゃなくてもいい、カップヌードルだし」ということで、本場の声を気にせず開き直り、発売に踏み切った。

結果を受けた後の担当者のコメントは下記の通り。

「調査結果を聞くまで不安に思っておりました」(マーケティング担当 土岡さん)
「弊社社内ではパスタ派の方が多かったのですが、、、」(宣伝担当 佐野さん)
「本場でパスタと認められなくても、日本の皆様にはおいしい!と言っていただける商品だと確信しています」(ブランドマネージャー 藤野さん)

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