サザンが10年ぶりの東京ドーム、新旧36曲披露に5万人のファン沸く。

2015/05/24 03:19 Written by Narinari.com編集部

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4月から全国ツアー中のサザンオールスターズが5月23日、2005年の「SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005 みんなが好きです!」以来、10年ぶり3度目の東京ドーム公演を開催した。

長いツアーの折り返し、東京ドーム3days(23日、24日、26日)の初日となった23日は、会場に50,000人のファンのファンが詰めかけ、開演前からテンションマックス。「みなさん本日はようこそお越しくださいました 季節は巡り、『希望の苗』(※サザン復活のシングルで、『葡萄』にも収録されている『ピースとハイライト』の歌詞に出てくる言葉)から『葡萄』へ、たわわに実ったその一粒一粒を共に味わう旅 さあ出掛けましょう」という字幕がステージ上に映し出されると、大きな拍手が巻き起こる。そして豊かな実がなった葡萄の樹の映像とともに、サザンのメンバーがステージに現れると、割れんばかりの歓声が沸き起こった。

10年振りのライブツアーは、ボリューム満点で各地のファンを大満足させている。この日の東京ドーム公演でも「栞のテーマ」「ボディ・スペシャルII(BODY SPECIAL)」といった往年のヒット曲から「葡萄」収録曲まで、新旧にわたり全36曲を披露、公演時間は3時間半にもおよんだ。

ライブの中心となっているのはもちろん「葡萄」収録曲。現在、JTBのCMソングとしてもオンエア中のロマンチックなポップチューン「はっぴいえんど」や、すでに名バラードとの呼び声が高い「平和の鐘が鳴る」では、曲中で自然にさざ波のような温かい拍手が沸き起こり、「東京 VICTORY」では会場の50,000人全員が一体となって拳を振り上げ、「アロエ」では、ステージに多数登場するアロエをあしらった衣装をまとったダンサーとともに客席全体がダンスフロアーと化す。

また、原由子がメイン・ボーカルをとる「ワイングラスに消えた恋」では、原が普段のキーボードの位置から離れ、ステージ中央に立ちダンサーを従えて歌い上げた。歌謡ショーさながらのそのパフォーマンスに観客は大いに盛り上がった。

絶好調のサザンの全国ツアー「おいしい葡萄の旅」は、追加公演も含め、全11か所23公演。合計で50万人以上を動員する予定だ。

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