ワンダーテーブルは6月17日、東京・池袋に「モーモーパラダイス 池袋牧場」を出店する。モーパラが国内に新規出店するのは、2003年にオープンした高田馬場牧場以来、実に12年ぶりだ。

モーパラは1993年、しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題の専門店として誕生。低価格で良質な肉と野菜を好みのスープで好きなだけ楽しめる店として、主に若者の間で人気を博した。
ただ、2000年に入り、同社はモーパラより客層や利用動機の幅を広げたレストランとして「鍋ぞう」を誕生させ、店舗を拡大。その間、モーパラは国内への出店を控えていた。
今回の池袋への出店は、「南池袋のエリア特性やターゲットから、モーパラのコンセプトが合致している」と判断したため。ほかのモーパラにはない“野菜市場(ブッフェコーナー)”を用意するなど、新たな試みも取り入れている。