米オハイオ州のとある街、気持ちのよい土曜日の朝に、ちょっとした事件は起こった。草野球日和の野球場にやってきた人たちは、ピッチャーマウンドとホームベースの間に木が植えられているのを発見したのだ。

野球チームの監督は「15年携わっているけれど、こんなことは初めてだよ。今日は中止だと相手にいったら『何言ってんだ、気持ちの良い天気だろう』と言われてしまったけれどね」と驚く事態に。
選手らも木の写真を撮って「誰か知らないけれど、グラウンドに木を植えてくれてありがとう」とSNSに投稿。そうしたいきさつが拡散されて地元紙のデイトン・デイリー・ニュースが取り上げることになった。
ほのぼのとした印象も受けるが、そこはやはり事件。サンダー警視は木を撤去するために市の税金が使われたことに言及し、いたずらを容認しないとコメントした。
しかし、警察の厳しい姿勢に対してネット上の反応は穏やかなもので「すごいね!」「このいたずらは素晴らしい。誰も傷つけてないし、市も木を一本無料で手に入れたのだから相殺されるのでは」「大がかりないたずらだなぁ」といった反応が寄せられている。