「リゾートしらかみ」新型車両、JR東がディーゼルハイブリッドで製作。

2015/05/14 18:07 Written by Narinari.com編集部

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JR東日本は5月14日、現在運行している「リゾートしらかみ」ブナ編成(キハ40系)の後継車両となる、新型ディーゼルハイブリッド車両を製作すると発表した。車両は1編成(4両)製作し、2016年7月〜9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」にあわせて営業運転を開始する。運行区間は奥羽本線・五能線(秋田〜東能代〜川部〜弘前・青森)。

今回製作する新型車両(HB−E300系)は、白神山地と日本海に囲まれた沿線の美しい大自然、移ろい行く季節感、どこか神聖で神々しい空気感を「緑豊かなブナの葉とそこから溢れ出る優しい木漏れ日」で表現したデザイン。

ディーゼルハイブリッド車は、燃料消費量を低減するほか、排気ガス中の有害物質である窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を約6割低減している。車内照明にはLEDを採用。従来の蛍光灯の約6割の消費電力量とした。

「リゾートしらかみ」は、1997年4月1日に秋田新幹線の開業に合わせ登場。現在は年間10万人超が利用する人気列車となっている。

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