スプーンを持って食事するコアリクイ――。そんなかわいいミナミコアリクイのミーナ(メス)とアーリー(オス)が、那須どうぶつ王国で人気を呼んでいる。

エサをすくったスプーンを飼育員が手渡すと、自ら握りしめて食べる様子の愛らしさが、同園を訪れた人たちに人気なのだそう。このお食事タイムは、土日祝限定で、12時45分より設定されている(※平日も不定期で設定)。
ミナミコアリクイは、南アメリカ北部及び東部の森で暮らし、長い尾を木に絡ませながら、主に樹上で生活。野性下では約40センチ程ある長い舌を持ち、アリを舐めとって捕食する。歯は生えていないため、飼育下では、ドロドロしたペースト状のエサを与えているという。