「ビリギャル」原作が1位視野、映画の話題追い風で文庫版が好調。

2015/04/23 04:01 Written by Narinari.com編集部

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今週発表の最新4月27日付けのオリコン週間“本”ランキング(集計期間:4月13日〜19日)文庫部門では、週間売上3.8万部の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話文庫特別版」(坪田信貴/KADOKAWA/4月10日発売)が、先週付けの4位から順位を上げ、2位にランクインした。

既発の単行本版からストーリー部分を抜き出した同文庫は、5月1日より有村架純主演で公開される映画の話題も追い風に、単行本(最高位2位)も含めて初のランキング1位獲得を視野に入れている。

通称「ビリギャル」は、高校2年にして学力は小学4年レベル、聖徳太子を「せいとくたこ」と読んで“太った女子”だと発想する偏差値30のギャル・さやかちゃんが、塾講師である著者・坪田信貴氏から心理学を駆使した指導を受け、やる気に目覚め、私立大学の雄・慶應義塾大学に現役合格するまでの1年半を追った実話小説だ。

映画版は土井裕泰監督(「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」「ハナミズキ」ほか)がメガホンを執り、有村のほか、伊藤淳史、野村周平、安田顕、吉田羊らが出演している。

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