アンジェリーナ・ジョリーの新作映画「アフリカ」が、金銭問題で製作危機に陥っている。

1980年代に実際に起きた、古人類学者リチャード・リーキーと象牙を狙いアフリカ象の生息数を脅かした密猟者たちとの戦いを描くこのアンジェリーナ監督作品において、製作会社であるスカイダンス・プロダクションズが資金協力を50%から25%に引き下げたというのだ。
同製作会社の近しい関係者らがデッドラインに明かしたところによると、スカイダンスはこの作品の中心をラブストーリーにしたかったのだが、アンジェリーナがラブストーリーは一部に限る意向を示したために意見の食い違いが生じてしまったのだという。
そして論争の結果、同製作会社はパラマウントも製作に関わっているこの作品へ25%以上の資金協力は行わないと決めたそう。そのため現在、製作費用1億1000ドル(約133億円)とも言われているその作品の資金協力を行ってくれる別の製作会社を探している状況なのだ。
同作品の製作、宣伝、配給へ出資する会社が見つからなければ、ブラッド・ピットが主役を演じると言われている同作品はお蔵入りとなるかもしれない。