太りすぎの“高給”失業者炎上、看護師や教師の給与より多い年320万円。

2015/04/08 18:26 Written by Narinari.com編集部

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ロシェル・コールソンさんは、体重200キロを超える失業者。太りすぎて働くことができないと主張し、英国の国民保険サービスから年間1万8,000ポンド(約320万円)を受給して暮らしている。

英紙デイリー・メールなどによると、この女性、18歳で学校を終えた後すぐに鬱病と診断され、「働くことができない」と診断された。その後、睡眠時無呼吸症候群となり、一日当たり最大6時間とされる突然の眠りの症状がさらに就業を妨げることになったという。

「私は職を持ちたいと思っています。でも選択の余地がなかった。突然寝てしまう私はあまりに危険すぎるのです」

そう語るロシェルさん。鬱病を発症した彼女はチョコレートやポテチをドカ食いし、夜はテイクアウトを頻繁に頼むようになった。その結果、体重は88キロも増え、現在は200キロを超えている。

睡眠時無呼吸症候群の治療のために、国民保険サービスは空気を送り込むために鼻に装着するCPAP療法の器具を提供したが、病院に通院するのが苦痛だとして使用しないと決めた。また、減量のためにとジムの半額チケットをもらうも、「歩くのが無理」と、同様に使わないという。しかし彼女は自分に支援ワーカーを派遣するなど国民保険サービスはまだ多くのことができると主張している。

失業期間は5年になるというが、彼女が得ている給付金は看護師や教師といった長い訓練期間を経た人たちの給料よりも多い。英国の納税者団体TPAの最高経営責任者、イザビー氏は「給付金は大事なセーフティネットだが、快適な毛布になることはできない」と語った。

ロシェルさんはより活発になることができるように、ポテチとテイクアウトの食事は低脂肪のものに変えたとのこと。

だが、こうした生き方や手厚すぎる給付金に多くの人が不満を抱いたようで、英メディアで報じられると炎上状態となり、「全人生をかけて働いた年金よりも高額な給付がなされるのは納得いかない」「働く気が失せる」「報道で知る限りは彼女の問題と他の受給者については分けて考えるべき事案だと思う」「はやく自立できることを望むよ」などのコメントが寄せられている。

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