桑田佳祐がソロ&サザンW偉業、4年代連続でアルバム首位の快挙。

2015/04/07 04:00 Written by Narinari.com編集部

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サザンオールスターズの約10年ぶり通算15作目のオリジナルアルバム「葡萄」(3月31日発売・ビクターエンタテインメント)が、発売初週で30.0万枚を売り上げ、4月13日付けのオリコン週間アルバムランキング(集計期間:3月30日〜4月5日)で初登場首位を獲得した。

アルバム首位は、「キラーストリート」(2005年10月発売)以来通算で17作目。年代別では、80年代は「タイニイ・バブルス」「ステレオ太陽族」など計7作で、90年代は「Southern All Stars」「稲村ジェーン」など計7作で、00年代は「バラッド3〜the album of LOVE〜」「キラーストリート」の2作で首位となっているサザンオールスターズだが、今回、10年代初のアルバムとなる本作でも首位となった。

これまで4年代連続でのアルバム首位(オリジナル、ベストなどすべて対象)は、徳永英明、桑田佳祐、山下達郎、松任谷由実、氷室京介、竹内まりやの計6組が達成しているがいずれもソロアーティストで、グループとしては史上初(1970年のアルバムランキング発表開始以降を対象)。ボーカルの桑田にとっては、ソロ・グループともに達成となり、これは個人として史上初の快挙となった。

さらにサザンオールスターズは、80年代・90年代・00年代・10年代とオリジナルアルバムで首位となっており、これはソロアーティストを含めても竹内まりや(80年代〜10年代)に続く史上2組目の記録となっている。

本作「葡萄」には、「東京VICTORY」「ピースとハイライト」のシングル曲に、「WOWOW 2015」CMソングの「アロエ」、TBS系日曜劇場「流星ワゴン」主題歌の「イヤな事だらけの世の中で」、NHK放送90年イメージソングの「平和の鐘が鳴る」など全16曲を収録。タイトルの「葡萄」について桑田は、「『葡萄』という字面にまずインスピレーションを感じ、葡萄の葉が心臓、房が乳房、つるが人に巻きつく感じにそれぞれエロティシズムを連想させたことが、このタイトルに結び付いていった」と語っている。

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