ティム・バートン監督が、実写版「ダンボ」のメガホンを執ることになるようだ。
1941年にディズニーから贈りだされた同アニメーション映画の実写版を製作するべく、バートン監督が選ばれたことを、製作総指揮ショーン・ベイリーがウォール・ストリート・ジャーナル紙に明かしている。
オリジナル作品では、普通よりも大きな耳を持ったサーカス小屋の小象が、ネズミの手引きのもと、自身の持つ可能性を開花していくというストーリーが描かれた。
今回の新作では「トランスフォーマー」シリーズでおなじみのアーレン・クルーガーが脚本だけでなく、「オブリビオン」「トロン:レガシー」のジャスティン・スプリンガーとともにプロデュースも務めるという。
バートン監督はディズニー映画の2010年公開の実写版「アリス・イン・ワンダーランド」で10億ドル(約1215億円)の興行収入をたたきだす大成功を収めている。ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーター、ミア・ワシコウスカらが出演したこの大ヒット作の波に乗って、ディズニーは来月公開となる「シンデレラ」や、エマ・ワトソンの出演が決定した「美女と野獣」、さらには「ジャングル・ブック」など、数々のアニメーション映画の実写化に踏み切っている。