元気寿司は、全社員の自主提案型プロジェクト「オピニオン制度」第1弾として、ミツカンとのコラボによる商品開発コンテスト「キッチンファイト」の決勝大会を開催。寄せられた総数605品のレシピの中から、「ブルーベリークリーム」が第1位に輝いた。今回、決勝に進出した5つのメニューは、4月中旬以降順次店頭で販売する予定だ。

「オピニオン制度 キッチンファイト」は、社内一丸となってさらに新たなおいしさを生み出すため、元気寿司が展開する回転寿司チェーン店のパート・アルバイトから社員まで全従業員を対象にした回転寿司業界でも最大規模の商品開発コンテスト。

今回、1位に輝いた「ブルーベリークリーム」は、店舗開発部の正部家誠さんが開発した。ブルーベリー黒酢を使い、くだいたクラッカーとクリームチーズを混ぜたものを軍シャリにのせ、さらにブルーベリーの実をトッピングしたデザート感覚で食べるお寿司だ。

法師人社長は「トータルとして非常に良く、皆の想像をいい意味で裏切った」と評価。自身は日頃、社員に“進化”を言い続けている一方で、「私自身が進化していなかったなと改めて思い知らされました」とコメントした。

また、この日特別審査員として登壇したタレントの辻希美は、食べる前には、衝撃の見た目におっかなびっくりだったものの、予想外の美味しさと楽しい食感に「見た目もびっくり、食べてもびっくり」と好評価。

「家でのひな祭りメニューのときに、カップに（ご飯と具材を）入れて食べてもいいかな」と、早速食べることを楽しむ辻ならではのアイデアも飛び出した。

そして正部家さんは「『元気寿司』『魚べい』でないと食べられないと思って考えたのが良かったのかなと」とオリジナリティを追求したメニューが1位に選ばれた喜びを表現した。

以下、2位は「金のごまだれ棒棒鶏風握り」、3位は「エビフライロールタンタン風」、4位は「豪華梅かつおちらし」、5位は「おむすびマウンテンロール」となっている。