南野陽子「芸能界を辞めたい」、デビューした日から現在も悩み続ける。

2015/03/04 06:25 Written by Narinari.com編集部

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女優の南野陽子(47歳)が、3月3日に放送されたバラエティ番組「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)に出演。約30年前にデビューしたその日から、ずっと芸能界を辞めたいと思っていることを告白した。

この日、「皆さん、相談に乗ってくださいますか?」と切り出した南野。その相談は、「どうしたらいいんでしょう? 私」と、思いのほか重い内容だった。

そもそも南野がデビューしたきっかけはスカウトで声をかけられたことだったが、当時、自身がまだ芸能界に進む決意をする前の段階で、南野が衣替えしているのを両親が“芸能界に入るための家出の準備”と勘違いして勝手に学校の先生に相談。それを受け学校の先生はクラスで「南野が歌手になるらしい」と勝手に発表、級友からお別れのカードをもらってしまうなど、周囲のテンションがあれよあれよと高まったために、仕方なく上京し、芸能界に進んだという経緯があるそうだ。

そして、人前で歌うのがイヤだったという苦悩を抱えながらアイドルとしてデビュー、その後の活躍は周知の通りだが、そうした形で芸能活動を初めてしまったため、常に「芸能人に向いてないな」と考えてきたという。

特に最近は「どうしていいか分からない」と悩み深く、「辞め時を失ってしまって…」「デビューした日からずっと(悩んでいる)」と伏し目がちに語る南野。「バラエティ番組に出てエピソードを聞かれても、たいしてないなぁ〜と思うと居心地が悪くて…」「芝居をしていても、なんか(役に)なりきれてないなぁ」と、さまざまなジャンルで活躍する姿の裏で、辛い想いを抱き続けてきたようだ。

割合でいえば「8割くらいは常に辞めたい」。決して仕事がしたくないわけではなく、単純に「人に見られたくない」「人に見られることが嫌い」との思いが強いのだという。現状、今の仕事に代わる何かやりたいことがあるわけではないが、付き人やドライバーといった仕事や、ボランティアには興味があるそうだ。

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