新婚さんに初の“義兄妹結婚”、桂文枝「こんな番組やった?」と戸惑う。

2015/03/01 18:19 Written by Narinari.com編集部

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3月1日に放送されたトーク番組「新婚さんいらっしゃい!」(朝日放送)に、司会の桂文枝(71歳)と山瀬まみ(45歳)を驚かせた、義理の兄妹による新婚カップルが登場した。

この日、新聞のラテ欄にも「少女マンガのような禁断の愛にあこがれる夢見る妻が愛した相手は義理のお兄ちゃん!」と書かれていた、北海道・日高からやってきた夫妻。兄は33歳、妹は23歳で、もともと兄の母と、妹の父が再婚したことで義理の兄妹になった2人だという。

カップルの自己紹介を受け、文枝は「兄妹で結婚いうんは、この番組でも初めてちゃう?」、山瀬まみも「ね、ない」と驚きの表情。

両親が再婚したとき、妹は初めて見た義理の兄を「カッコイイ」と思ったそうで、「少女マンガに憧れていて、『お兄ちゃんと禁断のストーリーが始まるんだ』」とワクワクしたという。また、両親が不在のときに、兄が迫ってくるのでは……と思っていたとも。

しかし、当初兄のほうは結婚するタイミングだったため、すぐに一緒に暮らすことはなく。その後、兄は3年間で離婚し、23歳の頃に実家に戻ってきたところで一緒に生活をするようになった。このとき、13歳だった妹は「禁断の恋が始められるかも」と、やはり期待に胸を膨らませていたそうだ。

文枝から「13歳言うたら、気持ちも大人になりかけやからね。お兄ちゃんに抱かれるようなストーリーを想像した?」と聞かれた妹は「想像した。いきなりお兄ちゃんが『いい女になったなぁ』って。私が『お兄ちゃんのことずっと待ってたの』、『(兄)いいだろ?』『(妹)うん…』って」と妄想を膨らませていたが、23歳兄と13歳妹の間には実際には何も起きず、月日は流れたという。

さらに「なんでこう(結婚に)なったん? 何がどう…?」と掘り下げる文枝。妹が21歳になったとき、酔っていた兄が「チューしていいか? と聞いてきた」ことがあり、心の中では「やった!」と思いながら、漫画的ストーリー展開を期待して一度は「私たち兄妹だから」と拒むと、兄から「一回だけだから」ともう一度迫られ、初めてのキスとなった。

両親には、兄から「オレ、こいつと一緒になるから」と結婚の意思を報告したそうで、文枝は「(報告の)前に2人は結ばれてたん?」「どこで結ばれてた?」とたたみかけるように質問し、これに夫妻は「結ばれてた」「車の中だったと思う」としっかりと回答、一連の話を聞きながら、文枝は「こんな番組やった…?」と戸惑いの表情を浮かべた。

義理の兄妹での結婚自体は、世間でもままあるケースではあるが、文枝が「この番組でも初めて」と語ったことや、独特の漫画的ストーリーを話す妻のキャラクターなども相まって、放送中からネットでも話題を呼ぶことに。一時、Yahoo!リアルタイム検索のキーワードランキングでトップ3に入るほどの反響となった。

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