“雪合戦して遊ぶリス”に絶賛、冬真っ盛りのロシアで写真家が激写。

2015/02/21 19:06 Written by Narinari.com編集部

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ロシアにあるヴォロネジという街は、冬真っ盛りで雪が深く積もっている。そんな街の外にある林に出かけた自然写真家のヴァディムさんは、一匹のリスが松ぼっくりを手に入れる場面に出くわしたという。

冬で食べ物が少ない中、松ぼっくりの中に入っている種はリスにとって大事なごちそう。すると、喜んでいるリスの元にもう一匹のリスがお相伴にあずかろうとやってきた。

「最初に見つけたリスにとっては迷惑なことで、どうも追い払おうとしていたけれど、そのやり取りは本当に素敵で。写真を撮ることにしたんだ」

ヴァディムさんは松ぼっくりを投げ合ったりするリスたちを写真に収めていく。その様子はまるで人間がキャッチボールをして遊んでいるかのような光景だった。撮影していくうちに彼はあることをひらめく。雪玉の中にナッツを入れてみたら、リスたちはどうするだろう?――と。

さっそくヴァディムさんは雪玉を作って、それを固定したカメラで定点撮影、さらにそこから4メートル離れて写真を撮影しようと待ち構えてみると……。狙い通り、リスたちは雪玉で雪合戦をしているかのような行動を取ったり、雪だるまを愛でてみたり、カメラで撮影をしてみたり? とかわいらしく楽しみ始めたそうだ。

「雪玉を手に入れたリスを、もう一匹のリスが撮影しているかのような場面もあってね。すごくよかったよ。雪玉は全部で10個くらい作ってみた。リスは遊び心と好奇心に溢れた動物で本当に素晴らしい被写体なんだ」

ネットでは、こうしたリスのかわいさにすっかり参ってしまった人が多いようで、「かわいすぎる!」「すごい撮影だ。リスはなかなか難しい被写体なんだよ」「幾つか仕込んでいるというが、それでもリスのアクロバティックな動きをここまでしっかりと収められるのは腕がある証拠だよ」「愛してる!」「ああああ」などなど、リスへの愛情とカメラマンへの称賛が多く寄せられている。

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