運転中“ピースサイン”で罰金、中国では処罰が「厳しすぎる」との声も。

2015/02/10 18:34 Written by Narinari.com編集部

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交通違反には速度超過や酒酔い運転、信号無視など、さまざまな違反行為が定められているが、先日中国では、高速道路で監視カメラに向かってピースサインをした男性に罰金が科され、「厳しすぎるのではないか」と物議を醸している。

中国メディア騰訊新聞などによると、この一件は1月26日のこと。その日15時ごろ、浙江省温州市と麗水市をつなぐ高速道路に設置されていた監視カメラに、運転席でピースサインをするひとりの男性が映し出された。男性は前を見ずに上方のカメラに目を向けており、また、左手もハンドルから離れていたため、この行為を問題視した交通警察によって検挙されることになったという。

後に男性は、以前、友人がしていたことを思い出し、とっさにピースサインをしてしまったと釈明したが、運転中のケータイやメールなどと同様に、短い時間でも運転中に前を見ず、手を離したことは“危険行為”と見なされても致し方ないところだろう。最終的に男性には200元(約3,760円)の罰金が科せられることになった。

ところが、一部のネットユーザーからは、今回の処罰に「厳しすぎる」との不満や、警察への批判の声が上がっている。中には「俺は何回もやったことがあるけど、一度もお咎めなしだったぞ」「今回の件で学んだのは、良いか悪いかは別にして交通警察を挑発すると痛い目をみるということだ」など、交通警察を皮肉った意見も見られた。

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