もしあなたが、マクドナルドのビッグマック・ソースを、自宅で作った料理にたっぷりとかけてみたいと常々夢見ていたなら……。そんな願いが、オーストラリアで叶えられたと話題を呼んでいる。

豪紙デイリー・テレグラフなどによると、ネットなどで多くのレシピが公開されていたにもかかわらず、完全な再現はできなかった秘伝のビッグマック・ソースが、世界で初めて、オーストラリア限定で公式に販売されることになった。オーストラリア国内の店舗では、25ミリリットル入りを50円弱で購入できるそうだ。

食欲を引き立たせるマスタード、オニオン、スイートレリッシュが入り、ほのかな甘みを残しつつもクリーミーさと酸味が絶妙に調和するこのソースは、「世界120か国以上で愛されてきたマクドナルドの象徴のひとつ」と記事では紹介されている。

「ポテトにもナゲットにもつけて食べてみたいというお客様はきっとたくさんいるはず」と、豪マクドナルドの最高マーケティング責任者マーク・ロールバック氏も、このソースを世界で最初にオーストラリアが提供できることに興奮しているという。

また、非売品として用意した200本のビッグマック・ソース、500mlボトルを1本だけオークションにかける試みも実施。2月2日時点で23,100豪ドル、日本円で約211万円とご祝儀気分の値段がつけられさらに高騰しそうな勢いだ。

多くの人がこの話題に食いついており、ネットでは「欲しい」「サウザンアイランドドレッシングじゃダメなんだよな」「アメリカで提供されないのが惜しまれる。オーストラリアで大きく成功してどうかこちらでも……」といった切望するコメントが多く、早くも人気が出ているようだ。