“スケート専用道路”が誕生か、カナダ・エドモントンの計画が話題に。

2015/02/02 18:26 Written by Narinari.com編集部

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世界には、実にさまざまな道路がある。自転車専用道路に馬や犬の専用道路、メロディーを奏でる道路など多種多様だ。それなら、ということでカナダ・エドモントンでは、スケート専用道路を作るという話が持ち上がっているという。

カナダのグローバル・ニュースなどによると、エドモントンのように氷点下の気温が続く冬に、住民はさまざまな冬の過ごし方を生み出しているが、最新のアイディアは、街の中心地でもあるダウンタウンアリーナなどにスケート専用の道路「フリーズ・ウェイ」を作ろうというものだ。

マット・ギブスさんは、大学でこのスケート専用の道路を建設する考えに辿り着き、それからずっと磨きをかけてきた。

「私たちのような寒い地域に住む人たちにとって、その良さに磨きをかける大きな機会だと思うのです。スケートで仕事に行くというタフさも、この街の人たちを象徴的なアイデンティティだと思いますし」

90年代、環境問題に強かったゴンバーグ議員の提唱したスケート専用道路の可能性にインスピレーションを受けて立案された計画では、全長11キロに及ぶ道路で、夏には自転車やスケートボードなどにも解放されるとのこと。まだアイディアに過ぎないが、健康で積極性に溢れた街を活性化させる案として、検討が進められている。

一方であるベテランの議員は「30年間の議員人生の中で最も馬鹿げた考えだ」と否定的。しかしカナダのオタワ中心部にある運河がスケートで通行できたり、概念として似たものは世界中で見ることができるとマットさんは語る。

「エドモントンの人たちの生活を変えることができると思っています。同時に世界へ向けて、私たちの自然に対するしなやかな力強さと心の強さやあたたかさを示すこともできると」

こうした話題に、ネットでは「いや、これはいい感じだ。クールだよ」「雪かきなどのメンテナンス費用も知りたいね」「マット、これはすごい考えだよ。実現したらエドモントンにスケートをしに行くよ」「ケガについてはやはり気掛かり」「エドモントン、採用してくれればいいのに」と賛否は分かれているようだが、期待する声は大きいようだ。

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