25歳桐谷美玲が最後の学生服、映画「ヒロイン失格」で坊主頭や変顔も。

2015/01/26 06:01 Written by Narinari.com編集部

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女優の桐谷美玲(25歳)が、人気マンガ原作の実写映画「ヒロイン失格」(監督:英勉)に主演することが決定した。

「ヒロイン失格」は、「別冊マーガレット」(集英社)にて、2010年4月〜2013年4月まで連載された、幸田もも子による人気マンガ。コミックは全10巻で、累計117万部を記録している。

大まかなストーリーはこうだ。本作の主人公・松崎はとり(桐谷)は、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋しているが、絶対的自信を持って、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そうした中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子、安達未帆に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開が起きた。2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始め……まさかの三角関係、果たして、はとりはどちらを選ぶのか――?

実はこの原作を桐谷自身が大好きだったことから、映画化を熱望。偶然にもプロデューサーが桐谷主演のイメージで映画化を企画していたところにこの話が舞い込み、奇跡の映画化が実現した。

桐谷は「今回、『ヒロイン失格』のはとり役を演じる事、本当に嬉しいですし、撮影開始にワクワクしています。4年前に『ヒロイン失格』という漫画に出会い、はとりのマネをしながら変顔の練習をしていたのを思い出します。これほど思い出深く大好きなマンガの実写版に参加させていただけること、ほんとに嬉しく思っています! 『ヒロイン失格』を読みながらキュンキュンしたり、切なくなったり、爆笑した日のことを思い出しながら、映画を見た方にも同じような気持ちになってもらえるように頑張ります」とコメントを寄せている。

ちなみに、25歳の桐谷にとって、学生服姿もこれが見おさめ。そして変顔やハゲヅラだけではない。撮影は極寒の2月だが、夏休みのシーンでは、噴水に転落するシーンなどもあり、まさに“体当たり”で役作りに挑戦する。

また、山崎は「少女漫画のヒロインを逆手にとったこのヒロインの設定がすごく面白いと思いました。『笑いと恋愛』ラブコメの世界を楽しんで、その中で利太をつくっていきたいです。はとりの行動、リアクションがすごく面白いので、利太としてそれをどう受けていくか、2人の関係性、空気感を桐谷さんと作っていき、皆さんに笑って、楽しんでもらえる作品になるように演じたいと思います」と意欲を示している。

さらに、昨年“塩顔男子”として注目を浴び、本作で学校イチのモテ男を演じる坂口は「普通の少女漫画じゃない、、。最初に読んだ時に思った感想です。一人の女の子を巡っての三角関係、よく聞く話かもしれない。ただ、それだけではなく、学生時代に誰もが経験する葛藤がたくさん盛り込まれていて、この漫画を、弘光廣祐を演じさせてもらえることが、すごく楽しみになりました。少し僕と似ている、それは女の子に対する態度ではなく、多分弘光は周りが見えすぎてしまうから、自然に距離を作ってしまう。愛想がいいと言ってしまえばそれだけだけど、そこに弘光の中だけのジレンマがあるように感じて、そこを上手く表現できたらと思います。よろしくお願いします」と語った。

そして作者の幸田は「『ヒロイン失格』を映画にしていただけるなんて、夢みたいです。本当にありがとうございます!! しかも、連載中密かに主人公はとりのモデルにしてた桐谷美玲さんにはとりを演じてもらえるなんて、本当に嬉しいです! 先日台本をいただいたのですが、桐谷さんがこんな変顔するなんて!! カッコいい山崎さんがどうやってヘタレ男子(?)になるんだろう!? 坂口さんのチャラ男って新しすぎる!!と、もうわくわくが止まりません!! 原作を読んでくださっている方はもちろん、原作を知らない方も楽しんでいただけるんじゃないかと思います!! 今から公開が本当に楽しみです! いっぱい観に行きたいと思います!」と喜びのコメントを寄せた。

映画「ヒロイン失格」は2015年1月末にクランクイン予定、2015年夏に全国ロードショー。

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