店員のフリしてお会計を詐取、“新手の詐欺”に中国のネット衝撃。

2015/01/05 05:42 Written by Narinari.com編集部

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年末年始になると、中国では強盗や詐欺といった犯罪が増加する傾向にあるが、このたびレストランを舞台に行われた“新手の詐欺”に、多くの人々が衝撃を受けている。その名も“会計詐欺”だ。

この“新手の詐欺”は、先日、江蘇省南京市にある一軒のレストランで目撃されたもの。

この詐欺は、犯人が店員と客の双方に扮して行われるもので、管理が厳格な店では不可能だ。言い換えれば、そういう店では遭遇しない詐欺とも言えるかもしれない。また、比較的規模が大きく、かつ多くのお客さんで賑わっている店がターゲットになる。

詐欺犯はまず客に扮してレジに赴き、狙いを定めたテーブルのレシートをもらう。その後、そのテーブルに近づき、今度は店員に扮してレシートを提示、客に会計を促すとともに、支払われたお金を詐取するという流れだ。中国では客自らがレジに赴くのではなく、テーブル会計の店が多いため、そうした“弱点”をついた詐欺とも言える。

もちろん、客はすでに会計を済ましていると思い込んでいるため、店を離れる際に本物の店員に呼び止められるまでは気付かない。南京のレストランではこの手口で914元(約17,700円)が詐取されるという被害が出た。

いずれにせよ、この詐欺は少なからぬ中国人に衝撃を与えたようで、ネットでは多くのユーザーが驚きの声をあげている。また、あまりにも大胆な手口に感嘆の声を漏らすユーザーもいるようだ。

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