ジャンボ機のシートを限定販売、7席のみで1人席64万7,000円から。

2014/12/17 16:32 Written by Narinari.com編集部

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全日空は、長年“ジャンボ機”の愛称で親しまれ、今年3月に引退したボーイング747型の客席シートを、「ANAショッピングA-style」にて限定抽選販売する。

今回販売するのは、国内線として活躍したボーイング747-400D搭載のプレミアムクラスシート。活躍当時の快適な機能が備わった仕様のまま販売を行う。

販売台数は、シート1席タイプが3台、シート2席タイプが4台の計7席。価格は一人席が64万7,000円(税込み)、二人席が74万7,000円(税込み ※梱包発送料金込み)。販売期間は12月25日(木)から2015年2月28日(土)までに応募した人の中から、抽選での販売だ。

ボーイング747は米国のボーイング社が開発した、世界初の2階建て構造を採用した4基エンジン搭載の大型ジェット機。ボーイング747-400D型はボーイング747-400型の派生型として、離着頻度の高い日本の国内線仕様に開発された。最大569席を配した本機はまさに大量航空輸送時代を象徴する存在だった。

全日空ではボーイング747-400型を国内線、国際線合わせて1990年から合計23機導入。2006年に発表されたANAグループの2006〜2009年の中期経営戦略によりボーイング747-400の退役開始が発表され、2014年3月31日のNH126便(那覇発羽田行き)をラストフライトに約35年間の活躍に幕を閉じた。今回販売するのは、そのボーイング747-400D型の最前部にある、わずか6列設けられていたプレミアムクラスのシートとなっている。

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