サザンが11年ぶりドラマ主題歌、半沢チーム制作の「流星ワゴン」に。

2014/12/09 04:17 Written by Narinari.com編集部

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サザンオールスターズが、2015年の年明け一発目として、2004年のシングル曲でもあった「愛と欲望の日々」以来となるドラマ主題歌が決定した。作品は2015年1月にスタートする日曜劇場「流星ワゴン」(TBS系)で、最新曲「イヤな事だらけの世の中で」が起用される。

「流星ワゴン」は、発行部数100万部を突破した直木賞作家・重松清のベストセラー小説の映像化。西島秀俊と香川照之が父子の役を演じることで話題を呼んでいるほか、プロデューサー・伊與田英徳、監督・福澤克雄という“半沢直樹”チームが手がける、2015年1月期注目の作品だ。

主題歌の「イヤな事だらけの世の中で」は、ミディアムテンポのせつないバラード。歌謡曲の匂いも漂わせながら、タイトル通り、日々の生活に疲れた者たちの悲哀を歌い、聴く者の心にしみわたる情緒あふれる曲だ。

この「イヤな事だらけの世の中で」は、現在鋭意制作中のサザンオールスターズ10年ぶりのニューアルバムに収録されることが決まっている。今年6月に「年内ニューアルバム完成」という発表があったものの、現在サザンオールスターズは年越しライブのリハーサルに入っており、アルバムの詳細は未だ明らかになっていない。当面は、この「イヤな事だらけの世の中で」を聴きながら、アルバムの完成と発売の発表を待つことになりそうだ。

今回の主題歌について、制作側は「原作に、実際にサザンオールスターズが実名で登場していて、主人公の一雄(西島秀俊)のキャラクターを表現するのにとても重要」と、決定に至った理由を説明。

また、伊與田プロデューサーは「憧れのサザンオールスターズさんに主題歌を書き下ろしていただけるなんて夢のようです。この日曜劇場『流星ワゴン』は、原作を読んで感動した世界観を映像化したいと思ったのが始まりです。そして、原作にはサザンオールスターズさんの楽曲が登場して主人公・一雄の心情が表現されています。正直難しいのではと思いつつ、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでオファーしたら、素晴らしい楽曲を書き下ろしていただけることになりました。初めて聞いたときには鳥肌が立ちました。最高の主題歌に負けないように、素晴らしい映像をお届け出来るようにキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨んでいきたいと思います」と喜びを語っている。

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