静岡鉄道が40年ぶり新型車両、安全性の向上や車内の快適性を追求。

2014/11/29 11:24 Written by Narinari.com編集部

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静岡鉄道は11月28日、約40年ぶりに新型車両を導入すると発表した。運行開始は平成28年(2016年)春を予定している。

今回導入を決めたのは、昭和48年(1973年)に初導入以来親しまれてきた静岡清水線の鉄道車両1000形に代わる新型車両。外観デザインは、静岡市中心市街地の賑わいの核のひとつとなっている「新静岡セノバ」と親和性が高い都会的なイメージだけでなく、多くの利用者に長く愛される親しみやすさを兼ね備え、静鉄グループの新しい“顔”となるものを目指しているという。

機能的には、高強度化した車体(ステンレス鋼製)や車輪の滑走防止機能の付与、故障発生時の早期復旧が図れるような機器構成により、さらに安全・安心な車両に。そして、現行車両比で約50%の省エネルギー性能を追求し、環境負荷の低減を図る。

また、車内は液晶画面の新設や、使いやすい吊り手やポールの採用、ベビーカーや車いすの新設など、いまの時代に合わせた装備を充実。快適性を追求していく。

平成28年を皮切りに、全12編成(2両で1編成)を8年計画で導入する予定だ。

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