米国の大学生活に欠かせない食べ物といえば、インスタントラーメンが挙げられます。親からの仕送りに頼らず、学生ローンやアルバイトで学費と生活費をまかなう大学生が多い米国。ひとつ20〜40セント（23〜46円程度）ほどで購入できる袋入りインスタントラーメンは、お金のない学生にとってはありがたい食べ物なのです。

そんな米国では、インスタントラーメンを使ったアイデア満載のレシピが、日本にも負けないほど存在します。インスタントラーメンを使ったサラダやピザ、さらにチョコレートを絡めてデザートにすることも。カルフォルニア大学ロサンゼルス校の学生、ジョッシュ・シュエラーさんの場合は、インスタントラーメンで作ったドーナツを考案して自身のブログ「Culinary Bro-Down」で紹介したところ、すぐにネットで評判のレシピとなりました。

これまでにもフェネルケーキ（※米国のお祭りなどで売られている揚げ菓子）を使ったハンバーガー、巻き寿司アメリカンドッグなど、斬新なメニューを紹介していましたが、今回はインスタントラーメンをギュッと固めた生地に、クリームを詰めたり、フロスティングをトッピング。字面だけでも大変甘そうですが、写真で見るその外観もとても甘そうです。

インスタントラーメンを使ったドーナツ、もちろん気になるのはその味。しかしジョッシュさん曰く、彼のレシピは「あくまで科学としての実験である」とのことで、美味しさは二の次だとか。見た目は美味しそうな雰囲気も漂わせていますが、あまり期待してはいけないようですね。