マックがガム味ブロッコリー、「子どもたちが味に混乱」で密かに消える。

2014/11/20 18:52 Written by Narinari.com編集部

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新しい味の開発は時として混乱を生み出す……その結果、キッチンの裏側へこっそりと消えていったメニューが話題となっている。

米誌ビジネスウィークや米放送局CBSなどによると、先日、米マクドナルドのドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)がイベントに招かれ、子どもたちがより健康的な食事をとるために、ファストフード・チェーンはいったい何をするべきかという質問を受けた。

トンプソン氏は、ミルクを飲むための容器を新しくデザインしたり、揚げ物サイズのダウン、ハッピーセットに低脂肪のヨーグルトを導入といった取り組みを回答。そしてさらに、“風変わりな試み”として、風船ガムのような味のブロッコリーを作ってみた、とコメントした。

この風船ガム味のブロッコリー、味は悪いものではなかったという。「そんなに悪くはなかったんだ。ただ、子どもたちがその味に混乱してしまってね」とトンプソン氏。結局、この子どもたちの反応が芳しくなかったために、このガム味ブロッコリーは失敗という形になったそうだ。

米ビジネスウィーク誌は、米疾病管理予防センターの資料を参照して子どもたちの野菜摂取量が不足していることを指摘。米国では10人のうち9人の子どもが充分な野菜を摂取しておらず、1年に食べた野菜の3分の1がジャガイモというデータを引用し、「たぶん、ガム風味のブロッコリーは出してみる価値はあった」と後押しした。

こういった記事に対しネットの反応では「吐きそう…」「ハンバーグ味のハンバーガーを作れよ」「気持ち悪いなぁ。いったいマクドナルドは何を考えているんだ」「70年代のポテトが一番好きだったよ」「あの手この手でがんばっている」と賛否両論が渦巻いているようだ。

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