「海街diary」に豪華キャスト、加瀬亮やリリー・フランキーらも。

2014/11/17 09:43 Written by Narinari.com編集部

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「月刊フラワーズ」(小学館)で連載され、発行部数累計250万部を誇る吉田秋生のコミック「海街diary」が、是枝裕和監督により映画化され、公開日が2015年6月13日(土)に決定した。そして綾瀬はるか(長女・幸)、長澤まさみ(次女・佳乃)、夏帆(3女・千佳)、広瀬すず(4女・すず)、さらには大竹しのぶ、堤真一に続く豪華キャスト陣を発表。是枝監督による、各キャストへのコメントが到着した。

次女の佳乃が働く信用金庫の上司・坂下美海役には、本作が是枝作品4作目の出演となる実力派俳優の加瀬亮が出演。そして4姉妹が住む鎌倉にある飲食店「海猫食堂」の店主・二ノ宮さち子役には女優の風吹ジュン、「山猫亭」の店主・福田仙一役にはリリー・フランキー、四女すずの同級生で、湘南オクトパスのチームメイトの尾崎風太役には前田旺志郎、四女のすずが所属するサッカーチーム湘南オクトパスの監督・井上泰之役には鈴木亮平、三女の千佳が働くスポーツマックスの店長の浜田三蔵役にはレキシとして熱狂的な人気を博す池田貴史、次女の佳乃の年下の恋人の藤井朋章役には坂口健太郎と、実力、人気、評価の高い豪華共演陣が勢揃いした。

映画「海街diary」は2015年6月13日(土)全国ロードショー。


☆「海街diary」ストーリー

鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。長い間会ってもいなかった父の葬儀のため山形に向かった三人はそこで異母妹すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿に、長女・幸は別れ際とっさに口にする。「すずちゃん……鎌倉にこない?いっしょに暮らさない? 4人で」。そうして鎌倉での4姉妹の生活が始まる―。


☆是枝監督のキャスト別コメント

○加瀬亮

自分の初期作品から何度か撮らせてもらっている。各年代でご一緒したい俳優さんの一人。お互いにそのときそのときで今後とも関わっていきたく、繰り返し起用させてもらいたいと思っています。

○風吹ジュン

風吹さんが演じる二ノ宮さんの役は今回の映画で一番膨らました人物であり、実は物語の中心にいる。彼女が“海街そのもの”。「海街」を象徴できる柔らかさと芯の強さを表現できる方を、と思ってお願いしました。スイッチ入ったときの風吹さんのお芝居にはいつも心奪われます。

○リリー・フランキー

リリーさん今後全作品出ていただけるっていう約束をしてくれたので!今回もよかったです。

○前田旺志郎

風太の役は悩みましたけど、撮ってみたら彼しかいなかったと思わされました。自分の恋愛感情に無自覚でありながら少し女子の前で詰まってしまう絶妙な中学生男子の感じがよくでていて、すずとのかけあいが爽やかで愛おしい。どのシーンも素晴らしく撮れています。彼は本当に希有な存在です。

○鈴木亮平

この作品で初めてお会いしてみてキャスティングを決めました。現場でもすごく自然体の素敵な人で、今回をきっかけに今後もっと一緒に仕事していきたい俳優さんです。

○池田貴史

飛び道具です。髪型ももちろんありましたが(笑)。千佳と浜田店長のかけ合いが作品の中で一番遊べるところであり、現場で固まらせず、ライブ感を楽しめるミュージシャンか芸人さんか、と考えていましたが、狙い通りとても楽しい現場でした。池田さんは間のとりかたが音楽的で感覚的に優れていてすごくよかったです。

○坂口健太郎

オーディションで出会いました。原作の朋章とは変えていますが、大事だったのは彼にまとわせる雰囲気。どこかしら影があり、どこかしら悪い部分があるところ。佳乃が惹かれる男性というのは大事で、幸が好きになる男性と対比を考えてキャスティングし、とても成功したと思います。

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