宮川大輔“ヤクザのゾンビ”に、哀川翔×品川ヒロシの「Zアイランド」。

2014/11/17 09:18 Written by Narinari.com編集部

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お笑い芸人の宮川大輔(42歳)が、哀川翔主演×品川ヒロシ監督の映画「Zアイランド」に、ゾンビとして出演していることがわかった。

本作でプロデューサーを務める、KADOKAWAの二宮直彦氏は、宮川について「『ドロップ』『漫才ギャング』とご出演されている作品を拝見して、リズミカルで表情豊かな演技が品川監督作品独自のテンポの良さとのマッチングが非常にすばらしく、本作においては物語のツカミとして非常に重要な役なので、監督からも大輔さんでぜひということでした。大変お忙しい中、何とか調整いただきご出演いただきました」と起用の理由を説明。

“俳優・宮川大輔”については「すでに数多くの映画にご出演されているので俳優として安定感がありつつも、強烈なスパイスになるところは流石です。ゾンビと化した大輔さんの動きは必見。ゾンビ映画史に残るものだと思います。ゾンビにも関わらず観ている側は感情移入してしまう、怖いのに愛らしさがあるのは大輔さんにしかできないものだと思います」と印象を語った。

また、本作におけるゾンビの造形については「第一人者とされる西村映造さんに取り組んでもらいましたので、自信アリです。ヤクザで刺青が入ってるゾンビなんてそうそう無かったかと。そしてあの動き。。ミックスの妙味はゾンビ映画を愛する監督のセンスが光るところです」と自信を示している。

本作は任侠映画をベースにしながら、そこにゾンビが出てパニック映画となり、最後には感動も織り込んだ作品。哀川翔の芸能生活30周年記念作品と銘打ち、ほかに鈴木砂羽、木村祐一、鶴見辰吾、RED RICE(湘南乃風)、大悟(千鳥)、川島邦裕(野性爆弾)、山本舞香、水野絵梨奈、中野英雄らが出演する。

映画「Zアイランド」は2015年春に全国公開。


☆「Zアイランド」ストーリー

ある雨の夜。高級クラブで豪遊する宗形組組長の宗形博也(哀川翔)、武史(鶴見辰吾)、信也(RED RICE)たちは、敵対する竹下組の襲撃にあう。武史は、敵討ちを果たすため、竹下組に反撃するも、失敗に終わり、ムショ送りとなってしまう。

10年後、武史の出所を出迎えた宗形は竹下組との抗争で、足に傷を抱え、組は解散に…、武史の愛娘・日向(山本舞香)の世話をしながら、今では借金を抱え、運送業を営み、かつての栄光は見る影も無い。

出所した武史は、待ちわびた娘・日向との再会も虚しく、前科ものの父親に会いたくないと、家出をしてしまっていた。向かった先は、家族の思い出の場所―“銭荷島”。後を追い、宗形、武史、真也、武史の元妻・桜(鈴木砂羽)は島へと向かう。

一方、竹下組の面々(木村祐一・大悟・川島邦裕・中野英雄)も、組員の吉田あきら(宮川大輔)が組のクスリを持ち、愛人の実家がある銭荷島へ逃亡したため、それを追うことになった。

その頃、島では咳と高熱にうなされる謎の疫病が蔓延、吉田は島民たちに組から盗んだクスリを独自に調合し、売りさばいていた。更には自らもそのクスリを打ち、謎の発作に襲われ命を落とす――が、絶命したはずの吉田が突如蘇り、ゾンビと化し次々と島民を襲いはじめ、銭荷島は脅威にさらされていた。

果たして宗形らの運命は、彼らの敵は竹下組か…、謎の病か…。銭荷島に降り立った宗形たち――。彼らは日向に会うことができるのか…。島民をも巻き込んだ闘いの行方は。命を賭けた闘いが今はじまる。

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