異色俳優が全米ドラマデビュー、5か国語を操るディーン・フジオカ。

2014/11/11 09:02 Written by Narinari.com編集部

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台湾を拠点に日本でも活躍する、“5か国語(日本語、英語、中国語、広東語、韓国語)を操る異色俳優”ことディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA/34歳)が、全米で放送されているドラマ「The Pinkertons」に出演。この作品で全米ドラマデビューを果たした。

「The Pinkertons」は19世紀に実在した探偵社を舞台にした西部劇で、ディーンは第4話から出演する。役どころは“KENJI HARA”という謎多き日本人。仕事のパートナーを殺害された事件の調査依頼をピンカートンズ探偵社に依頼するが、実際は大きな事件の犯人を追って日本からやってきた人間立った――というキャラクター設定だ。西部劇の世界で日本人が刀を脇に差し、ウェスタンハットで乗馬する姿は、全く新しい映像になっている。

ディーンは今回、米ドラマに出演したことについて、「自分が大学生時代を過ごしたアメリカで、俳優として仕事をすることが、自分の生活の延長線上にある事に不思議な縁を感じました」とコメント。これまで出演してきた香港や台湾のドラマ、映画と比較して、撮影現場で感じた難しさや違いについては「アジアのドラマと決定的に違うところはユニオンが強いということ、共通点は台本が現場で変わったりすること、そこは台湾などと変わらないですね(笑)」と笑顔を見せた。

これからの俳優活動については「今後もノマド俳優として、仕事がある所に飛行機で行って仕事してというスタイルは変えずに、黒澤明監督や三船敏郎さんみたいなアジア人として世界のスタンダードになれるような存在になるのが目標です。またそのような存在になったうえで、北米での映像の仕事にもっとアジア人が増えるように、自分の仕事がアジア人の架け橋の様な存在になれればと思います」と目標を語った。

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