紙オムツの中からカッターの刃、子どもにはかせて初めて気が付く。

2014/11/06 16:55 Written by Narinari.com編集部

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食品への異物混入事件が相次いでいる中国で、先日、赤ちゃん用の紙オムツからカッターの刃が見つかり、関係者や保護者を震撼させている。現時点ではどのような経緯で刃が混入したのか明らかになっていないという。

中国メディア揚子晩報網などによると、カッターの刃が見つかったのは「安児楽」ブランドの紙オムツ。購入した王さんの話によると、10月5日に近所のスーパーで購入し、その内の1枚を取り出して2歳の娘に穿かせたところ、娘が言葉を発して“異変”を訴えた。紙オムツは外から見ると何ら問題はなかったが、いったん脱がせてみたところ、中にうっすらと見える異物を確認。念入りに調べてわかったのは、それは10センチ程度のカッターの刃だった。

王さんや家族が驚いたのは言うまでもないが、場合によっては大変な惨事を引き起こしかねない事件。王さんと夫はすぐに紙オムツを購入したスーパーにクレームを入れに行ったが、その時はあいにく国慶節の影響で担当者が不在。仕方なくメッセージを残して相手からの返事を待つことにしたのだそうだ。

しかし、待てど暮らせど相手からの返事はない。痺れを切らした王さんらは休み明けに再びスーパーに出向き、説明を求めることに。すると、今度はメーカーが休みであることを理由にこれまた言い逃れ。最終的には地元メディアの助けもあってメーカー担当者と連絡がついたそうだが、「実物を確認しないと何とも言えない」と言われ、現時点ではカッターの刃がなぜ紙オムツに混入したのか、いつ混入したかなどは明らかになっていないという。

なお、カッターの刃が混入していた紙オムツは未開封であったそうで、製造時に何者かによって故意に入れられた可能性もあるそうだ。

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