“イケメン過ぎる”苦悩で盗み、彼女に嫌われるためにわざと罪犯す。

2014/10/31 15:23 Written by Narinari.com編集部

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中国のある男性は先日、彼女に別れを切り出したところ受け入れてもらえず、わざと犯罪に手を出して自分を嫌うように仕向けた。それは自分がイケメン過ぎるが故の“最終手段”でもあったそうだ。

中国紙揚子晩報などによると、この“勘違いイケメン男”は、安徽省出身の20歳・陳(仮名)。高校卒業と同時に江蘇省蘇州市常熟市に出稼ぎに行ったが、容姿端麗な彼にはすぐに彼女ができ、以来2人は仲睦まじい関係を続けてきたそうだ。

しかし、そんな関係に亀裂が走る出来事が起きる。陳の父親が交通事故を起こしてしまい、相手への損害賠償が支払えず、投獄されてしまったのだ。陳は彼女の両親がこんな家庭環境の男を好きになってくれるハズはない、彼女をこれ以上苦しめたくないなどと思い悩み、ついに彼女に別れを切り出すことにした。

それでも事情はどうあれ、愛している男性と離れ離れになりたくないと思ったのだろう。陳の彼女は別れることを拒否する。陳はこの時、「これもひとえに自分がイケメン過ぎるからなのだ……」などと思い悩んだそうだ。

とは言え、陳の気持ちも変わらなかった。陳は彼女と別れるためにある計画を立て、実行に移すことを決意する。それは故意に罪を犯すという大胆な策で、そこには「罪を犯せば、さすがにイケメンの俺にも嫌気が差して別れてくれるだろう」という目論見があった。

今年8月20日、陳はついにその計画を実行。服装工場の寮に忍び込み、2台のスマホと現金500元(約8,800円)を窃盗した。そして23日には盗んだスマホを持ち主に返却、翌日に自首したという。

現在、陳は審問待ちの身であるそうだが、さすがに今となっては自分の行為がでたらめであったと理解しており、罪を後悔しているとのこと。なお、彼女との関係がその後どうなったかは報じられていない。

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