ハワイでキカイダー人気の理由、「REBOOT」も興行好調で上映延長。

2014/10/17 01:16 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


石ノ森章太郎が生んだ伝説のヒーロー「人造人間キカイダー」が、いま、ハワイで大人気だという。

石ノ森章太郎生誕60周年の今年、「人造人間キカイダー」は最新の造型とVFX技術、そして今日的なテーマ性を備えた物語として“再起動”し、新たに製作された「キカイダー REBOOT」は全国劇場公開された。日本では12月12日(金)にBlu-ray&DVDの発売を控えているが、キカイダーにとって“第2の故郷”ともいえるハワイでは、この「キカイダー REBOOT」が盛り上がりを見せているそうだ。

なぜ、ハワイは“第2の故郷”なのか。遡ること1974年、「人造人間キカイダー」は日本での放映から2年後にあたるその年にハワイでも放映され、平均視聴率26%という大ヒットを記録した。その後、何度も再放送され、都度新たなファンを獲得。州知事によって「ジェネレーション・キカイダー・デイ」(4月12日)、マウイ郡長により「キカイダー・ブラザーズ・デイ」(5月19日)と、記念日が制定されるほど熱狂的に愛されている。

そうした背景のもと、10月10日より「キカイダー REBOOT」がハワイ最大のシネコンチェーンConsolidated TheatresのWard Stadium with TITAN XC(17スクリーンのハワイ最大のシネコン)にて封切られ、熱狂的にファンに迎えられた。

1館のみの上映にも関わらず、同日公開の全米話題作「ADDICTED」やロバート・ダウニーJr.主演「ザ・ジャッジ(原題)」、そして大ヒット中のアクション大作「ドラキュラZERO」とハリウッドの話題作が上映されるなかで圧倒的な動員力をみせ、10月10日〜12日の週末興収で1位を獲得。劇場からは「圧倒的にKikaiderの勝利」とのコメントも寄せられた。

そんなヒットを受け、10月17日からは高級住宅地・カハラ地区のKahara Theatreでの異例の上映続行が決定している。

また、映画を見たファンからは、早くも続編を期待する熱い声も。新生キカイダーもしっかりと受け入れられたことを印象づけた。そしてオリジナルキカイダーの主演でハワイ名誉市民でもある伴大介氏も現地入りし、観客と共に「キカイダー REBOOT」を鑑賞、各シーンでの盛り上がりを間近に見たことで、あらためてハワイの人々の“キカイダー愛”を感じ、「リブートの成功を実感した」と語っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.