妊娠して、胎内にいる我が子を初めて見るパパとママ。4Dスキャン装置に映し出された我が子の横に、なんと人の顔らしきものが……。ちょっぴりホラー映画のようで怖さを感じさせる現象だが、その顔にパパは見覚えがあった。

英紙デイリー・ミラーによると、愛する娘マディソンちゃんの隣に現れた顔に、当初ジョンさんとリンジーさん夫婦は気がつかなかったが、ジョンさんのお母さんがこの顔に気がついたという。夫婦は33年間生きてきた中で最も驚くことになったが、ジョンさんはこの顔が自分の祖母であるキャシーに似ているように感じたそうだ。

今では6歳になったマディソンちゃんは楽天的なかわいらしい少女で、この胎内写真についての反応は「彼女に“顔”の話をしてみてもちょっぴりはにかんで、少し恥ずかしそうにしているの」と、妻のリンジーさんは語る。

マディソンちゃんはその祖母の面影を持つ顔を見分けることはできていないものの、父のジョンさんの話では、「私の実家に行ったときに、娘は会ったことのないはずの祖母によく似た白髪の老婦人を、家や階段で見かけて話したらしいんだ」と、なにか“つながり”を感じさせる体験もしているようだ。

ジョンさんは一連の出来事に対して、「息子のフィン（2歳）のときにはこんなことは起きていない。最初はなんだかよくわからなくて。奇妙なことだなぁ、とは思いながらも、心配するような感じでもなかった。私たちはあの顔はマディソンを見守ってくれる守護天使だったんだと思っているんです」と、この不思議な出来事が幸せなものであったと語っている。