怪鳥ハシビロコウが関西初登場、神戸どうぶつ王国で屋外展示スタート。

2014/10/06 09:03 Written by Narinari.com編集部

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神戸どうぶつ王国は10月11日から、“怪鳥”ハシビロコウの屋外展示をスタートする。ハシビロコウが関西で見られるのは同園のみ、これが初登場だ。

ハシビロコウは大きなクチバシと鋭い目を持つ大型の鳥。体高は120センチほどあり、その強力なビジュアルから圧倒的な存在感をビシビシと放っている鳥だ。野生のハシビロコウはアフリカ東部から中央部の湿地や草原地帯に生息しているが、現在はIUCN(国際自然保護連合)絶滅危惧種VUに指定されている。

動かずに魚を待ち伏せし、水面に上がってきた魚を倒れこむようにして捕食するハシビロコウ。神戸どうぶつ王国では、アフリカの湿地帯イメージを再現し、中央には約250平米の湿原沼を用意した専用スペース「ビッグビルラグーン」で屋外展示するほか、寒冷時期に備え室内の展示場も完備している。

展示される2羽は、体高135センチ、体重6.1キロのオス(年齢不明)のアサラト、体高130センチ、体重5.1キロのメス(年齢不明)のカシシ。エサはニジマスを与えているそうだ。

日本国内におけるハシビロコウの動物園飼育数は、5園12羽。内訳は恩賜上野動物園がオス2羽、メス3羽、千葉市動物公園がオス1羽、メス1羽、伊豆しゃぼてん公園がオス1羽、那須どうぶつ王国がオス1羽、神戸どうぶつ王国がオス1羽、メス1羽、高知県立いのち動物公園がオス1羽。

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