チャーリー・シーンが、ナイフを持って歯科医で暴れたとして警察が捜査しているようだ。

膿瘍の治療のために先月25日、ロサンゼルスにある歯医者を訪れていたチャーリーが、ナイフを使用して突然攻撃しようとする事件を起こしたとして、警察から取り調べを受けているという。報道によると、歯科技工士がチャーリーの顔に麻酔のための亜酸化窒素マスクを装着しようとしたところチャーリーが「狂ったように」暴れ出したそうだ。

歯科技工士は警察に対し、「チャーリーが腕を振り回して殴ってきた」ため、「チャーリーのボディガードが診察室に入ってきた」際に、診察室を立ち去ったとのこと。この騒ぎを受けて、同室にいた歯科医も部屋を去ったといい、チャーリーがナイフを持って暴れたものの、幸いけがはなかったと話している。

さらにこの歯科技工士は、チャーリーのボディガードが歯科医に対し、チャーリーは「コカインでハイになっている」と説明していたと警察に伝えたようだ。チャーリーは歯科技工士に対する暴行と歯科医へのナイフを用いた重暴行罪によって起訴される可能性もあるようだが、警察は州検察官にこの事件を送検する前に、チャーリー側と歯科医の両方から話を聞き、起訴するかどうか判断するという。

今回の騒動を受けてチャーリーの代理人ジェフ・バラードはこうコメントしている。

「チャーリーは歯医者へ行き、麻酔のための亜酸化窒素マスクを装着される際に拒絶反応を起こしたようです。そこにナイフなど関与していませんでしたし、違法ドラッグを使用していたという事実もありません」