ローソンは9月30日、高級スーパー・成城石井の買収を正式発表した。

成城石井の株式取得について、同社は「独自の仕組みで『おいしい』を追求し、安全安心な商品を開発・製造する成城石井と製造小売という面で共通点」があるとし、さらに「一般的なスーパーおよび高級スーパーとは一線を画した成城石井との協業には大きな可能性がある」と説明。今回、投資ファンドの丸の内キャピタルより全株式を取得するに至った。

今後については「成城石井の経営理念を尊重の上、成城石井がこれまで築いてきたブランド等の事業基盤を大切にし、現在の体制を維持しつつ、ローソンが持つ店舗立地獲得、ロジスティクス、購買データの活用等に関するノウハウ提供を通じて、大都市圏市場における二極化への対応を強化し、圧倒的な競争力を有する業態として進化し続けていくことをサポートしてまいります」としている。