JR西の新列車は「花嫁のれん」、金沢〜和倉温泉結ぶ観光列車名を発表。

2014/09/30 06:55 Written by Narinari.com編集部

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JR西日本は9月29日、北陸デスティネーションキャンペーンに合わせ、2015年10月より運行を開始する七尾線観光列車の列車名を「花嫁のれん」に決定したと発表した。

「花嫁のれん」は、婚礼の際、大切に育て上げた娘の幸せを願って、色鮮やかなのれんを嫁ぐ娘に持たせるもので、幕末より明治にかけて始まった旧加賀藩の加賀・能登・越中に見られる風習。

同社は「能登には、恋路海岸や夫婦岩と称される機具岩(はたごいわ)のような女性の幸せを願うものや、パワースポットとして有名な『聖域の岬』などもあり、『幸』に満ちています」とし、「『花嫁のれん』に込められた女性の幸せを願う思いを『幸』というキーワードでつなぎ、旅の魅力を提供していきたいと考えています」と、命名の理由を説明している。

七尾線観光列車は金沢〜和倉温泉間(特急列車として運転し、羽咋[はくい]・七尾に停車)を、1日2往復、年間約150日運転(予定)。北陸の伝統工芸である輪島塗りや加賀友禅をイメージして、「和と美」を表現した改造キハ48系2両を使用する。

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