マルコム・ヤングが、AC/DCに復帰しないことが発表された。今年になってから体調不良のため活動休止期間をとっていたマルコムだが、今後もAC/DCの活動に復帰しないことになったという。

「今年になってからマルコムが体調不良によりバンドから休止期間を取ることを発表していました。マルコムの体調により、残念ながら今後もマルコムがバンドに復帰しないこととなりました」

この残念なニュースはAC/DCが12月2日に6年ぶりとなるニューアルバム「ロック・オア・バースト」を発売することになったという嬉しい知らせの真っただ中に発表されている。

全11曲収録予定の新作は今年にレコーディングされたもので、マルコムとアンガス・ヤングの甥であるスティーヴィー・ヤングが代役として起用されており、スティーヴィーは今後のツアーでもその座を引き継ぐことになるようだ。

フロントマンのブライアン・ジョンソンは以前、マルコムの病状をネタにこのニューアルバムを「マン・ダウン」という名にしようと考えていると明かしていたこともあり、「ちょっとネガティブな意味だけど、思いついたんだよね。俺は気に入っているよ」と話していたが、結局は「ロック・オア・バースト」に落ち着いたようだ。