本格ピザ釜搭載カーで移動販売、米レストランの巨大フードトラック。

2014/09/24 10:23 Written by Narinari.com編集部

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米国では近年、“フードトラック”と呼ばれる、車内で調理して販売するケータリング産業が急成長しています。イメージ的には、日本の一般的なキッチンカー(移動販売車)の大型版で、ビジネス街や大学のキャンパス、音楽フェスティバルや観光名所など、車を駐車する許可とスペースさえあれば、いつでもどこでも立派なお店が開けるというのが人気のひとつのようです。

しかし大都市においては、このフードトラックの数があまりにも多いため競争も激しく、さらにニューヨーク市ではフードトラックの駐車許可証の数が限られているため、今ではその許可証を取ることも不可能に近いと言われています。

そんな競争の激しさから、数多くのフードトラックはオリジナリティーの追求に余念がありません。「味で勝負!」はもちろんですが、それ以外にも、競争相手から差別化できる“なにか”を求めているのです。

そうした中、フロリダ州にあるピザ専門レストラン「900 Degreez Pizza」所有のフードトラックが話題を呼んでいます。

このフードトラック、度肝を抜かれる大きさと、設備が特長。大型トラックを7か月かけて改造したというこのトラックには、480度の高温になるセラミック製の大型オーブンが搭載されており、このオーブンを使うと90秒でピザが焼き上がるそうです。オーブンを含めた内装は、一面がガラス張りになった派手な外観で、一連の調理過程をトラックの外からも見ることができます。

そんなにも高熱になるオーブンがどーんと鎮座するトラックの中は、いったいどれほど暑くなるのか……。店員さんが汗だくにならないかと、ちょっと心配にもなりますね。



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