1年半ぶり凛として時雨再始動、「PSYCHO-PASS サイコパス 2」OP曲で。

2014/09/19 09:20 Written by Narinari.com編集部

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男女ツインボーカルから生まれるせつなく冷たいメロディと、鋭く変幻自在な曲展開が唯一無二のロックバンド・凛として時雨が、11月5日に発売する1年7か月ぶりの新曲「Enigmatic Feeling」で再始動することが発表された。

凛として時雨は昨年4月リリースのアルバム「i'mperfect」と6月の日本武道館公演以来、フロントマンでありボーカル&ギターのTKはソロアルバムリリースや全国ツアー、ベースの345はMO'SOME TONEBENDERの百々和宏とL'Arc〜en〜Cielのyukihiroとともにロックバンド“geek sleep sheep”として活動、ドラムのピエール中野は「47都道府県ドラムを叩いてまわるツアー」を敢行するなど、それぞれのソロ活動に従事してきた。

事実上、凛として時雨としての活動を停止していた彼らだが、遂に新曲で始動する。

この曲は、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて、10月よりスタートのアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 2」のオープニング・テーマとして起用されることも発表され、2012年に放送された「PSYCHO-PASS サイコパス」のオープニング・テーマ「abnormalize」に引き続き、2作連続で凛として時雨が担当することとなった。

「PSYCHO-PASS サイコパス 2」は、2012年から2013年にかけて放送され、総監督の本広克行(「踊る大捜査線」シリーズ)、ストーリー原案の虚淵玄(ニトロプラス)(『魔法少女まどかマギカ』)をはじめとする豪華なクリエイター陣によるハイクオリティな作品として大きな話題を呼び、幅広いファンを獲得した近未来SFアニメーションの続編。制作にあたり、新たにシリーズ構成として「天地明察」や「攻殻機動隊ARISE」のトップライター・冲方丁を迎えた。

前作「abnormalize」は、予測不能な展開を見せるスリリングなサウンドにのせ、TK&345の高音ツインボーカルが、暗闇を切り裂く一筋の光のように激しく狂おしくせつなく聴き手の心を席捲し、アニメのストーリーとシンクロ。音楽ファンだけでなくアニメファンからも強く支持され、オリコンTOP10内を記録した。それだけに、新曲にも期待は高まるところだ。

凛として時雨は「バンドとして初のコラボレーションである思い入れの深いこの作品に再び参加出来ること、本当に光栄です。奪われることと奪うことはあまりにも紙一重、この世界だって紙一重です。『PSYCHO-PASS サイコパス』、完璧な世界の中に存在する異常な綻びと得体の知れない感覚。終わりの無い『終わり』の中、透き通った境界線に1つの音を放ちました。どんな色に響くのかとても楽しみにしています」とコメントを寄せている。

なお、CDは前作に引き続き、期間生産限定盤の発売も決定。2015年3月末までの発売となる商品はスペシャルデジパック仕様となっており、CDには「Enigmatic Feeling(TV edit)」が、DVDには「Enigmatic Feeling」のミュージックビデオに加え、アニメのオープニング・ムービーのノンクレジットバージョンが特別収録されることも決定している。

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