NHK BS1の報道番組「国際報道2014」でキャスターを務めるフリーアナの黒木奈々(31歳)が9月10日、胃がんと診断されたことを公表した。所属事務所セント・フォースの公式サイトでは、コメントを発表している。

コメントの全文は次の通り。
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大切な皆様
報道等でご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、7月末、胃潰瘍穿孔と診断され、その後の経過を見るために行った胃カメラの検査の結果、胃がんと診断されました。
あまりに突然のことで、当初は、悔しくて、悔しくて、毎日涙がとまりませんでした。
応援してくださっている皆様や、関係者の方々に、何もご報告もご挨拶もできないまま、8月27日のオンエアを最後にお休みを頂くことになりました。
今回の件で、沢山の方々にご心配、そして多大なるご迷惑をおかけしてしまったこと、本当に申し訳なく思っております。
それと同時に、多くの方々の優しさに触れ、心の底から、感謝する毎日です。
告知を受けた当初はあまりのショックで言葉も出ませんでしたが、今は、まずは闘い抜くこと、生きることだけを考えて、日々過ごしています。
今、私は同じ病気を経験された方々が社会復帰されている姿を拝見し、日々励まされています。
今度は私の番だと思って、必ず病気に打ち勝ち、皆様の前に戻れる日が来るよう頑張りますので、どうか、温かく見守って頂けると幸いです。
2014年9月10日
黒木奈々
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