先週8月18日付けのオリコン週間アルバムランキング（集計期間：8月4日〜10日）で、自身23年4か月ぶりのTOP3入りを果たした中森明菜（49歳）のベストアルバムが、好セールスを続けている。

最新8月25日付け（集計期間：8月11日〜17日）では、「オールタイム・ベスト-オリジナル-」（8月6日発売・ユニバーサルミュージック）が3位（週間売上1.5万枚）、「オールタイム・ベスト-歌姫（カヴァー）-」（同上）が10位（週間売上0.6万枚）となり、2週連続で2作が同時TOP10入りを果たした。

中森明菜にとって2週連続2作同時TOP10入りは、1983年1月24日付け・1月31日付けにLP「バリエーション」（2位）と「セブンティーン」（7位）で記録して以来、31年7か月ぶりで、2週連続TOP3入りは、1989年8月28日付け・9月4日付けのCDアルバム「CRUISE」（1989年7月発売）以来、25年ぶりの快挙。

さらに、今週は2012年7月発売の「ベスト・コレクション〜ラブ・ソングス＆ポップ・ソングス〜」が167位から92位に上昇し、2012年11月12日付け（55位）以来、1年9か月ぶりのTOP100入りを果たした。

オリジナル曲からヒット曲を集めたベストアルバム“オリジナル”には4年ぶりの新曲「SWEET RAIN」が、カバー企画「歌姫」シリーズの楽曲を選りすぐった“歌姫”には「恋の奴隷」（奥村チヨ）、「男と女のお話」（日吉ミミ）のカバーが収録と計3曲の新曲が収録されていることでも話題に。“オリジナル”にはそのほか、デビューシングルの「スローモーション」「飾りじゃないのよ涙は」など、“歌姫”には「悪女」（中島みゆき）、「秋桜」（山口百恵）のカバーなどが収録されている。